欧米では、死から学ぶ教育(death education)が幼稚園から行なわれているそうです。

 

死の教育と言っても、「死ぬ」ことについて教育するわけではなく、「死」を理解して「生きる」事について学ぶことです。

日本においては、生と死は分離されています。死というのはタブー視されている事が多いです。生と死が分離された状況では、命について考える機会もありません。

そういう状況から、命を軽視する傾向が強くなっているのではないだろうか、と以前参加したセミナーで講義をされた方がおっしゃっていました。

最近の少年事件の話を聞くとそう思わざるを得ません。

人間は、愛する人や愛する物を失っても、その悲しみを乗り越えて生きていかなければなりません。

心理学者のフロイトは、その課程を「悲哀の仕事」と定義したそうです。

子供の場合、「死」はトラウマになったり、引きずったりすることもあるそうですが、そういた経験が成長には欠かせないのだそうです。

最近の子供達は、世の中の不条理や矛盾を受け止められない傾向にあるとか。

ゲームの世界では、リセットで何度でも蘇り、壊れた物また買ってもらえます。

一度失った物が戻らないのが耐えられないそうです。

 

神戸児童連続殺傷事件の犯人の少年は、最愛の祖母を失ったショックから、「生き物には魂があるはず。」と手当たり次第に小動物を解剖したそうです。

 

私自身、小さな頃沢山の生き物を飼っていました。

うさぎ、かめ、こうもり(怪我をしたこうもりを暫く家で飼っていました)、鳥、犬、猫、ハムスター。

そして、その生き物たちが死ぬたびに妹と一緒にお墓を作り、何度涙を流したかわかりません。

今の子供達は、色々な制限がある中で、そういう経験をすることが難しくなっています。

私自身も息子にペットを飼わせてあげたいと思いながら、住宅事情実現が難しく叶えてあげられていません。

 

「一度死んだ生き物が、生き返ることがあると思いますか?」 というアンケートに、

小学校高学年の2/3の子供が、そして中学生の半数が「生き返る」「生き返ることもある」と答えたそうです。

みなさんはこの結果をどう思われますか?

 

ファンシャインアカデミーでは、命の勉強を含め、生き物を大切にする心をきちんと育んでいきたいと思っています。