代表の早川です。毎日暑い日が続いていますね・・。

今朝は明け方に雨が降ったのか地面が濡れていて気温が高かったので蒸していましたね。幼少の頃を過ごしたSingaporeを思い出しました♪

先日、日経ビジネスオンラインにてとても興味深い記事が載っていたのでご紹介します。

昨今、会社の公用語を英語にしている会社が多くなってきました。UNIQLOさん、楽天さんをはじめIBMにおいても社内では基本的には英語が公用語になっている所が多いようです。私自身も出産前に勤めていた会社は基本的には文書も会議もメールも全てが英語でした。これからは国境を越えて英語によるコミュニケーションが益々日常になってくるのではないでしょうか?

そうなってくると大きくなってからの英語よりも幼少のころからきちんとした英語を身に着けて苦手意識がない状態ですんなりと使いこなせるようになってほしいものですね。

以下、「5言語を学ぶ欧州の谷からの報告」 河合 江理子  2011年6月14日(火)記事

****一部抜粋*****

さて、今回は英語公用語化を話すうえで必ず出てくる議論の1つである「母語以外の言葉を学習すると母語が完全にマスターできず、それによって論理能力なども充分に育たない」「英語の早期学習は日本語能力や論理性などの育成を阻害してしまう」などの点について考えてみたい。いろいろな意見があるので本当はどうなのだろうかと考えている方も多いのではないだろうか。

日本では、今年から小学校の5年生、6年生で英語の授業が開始されたが、英語に授業時間をとられてしまい日本語の能力が充分に育たないという理由で早期の英語学習に反対する意見を聞く。この問題について言語学ではどのような研究結果があるのだろうか? 言語政策を研究している京都大学・高等教育研究開発推進機構の塚原信行准教授に大変興味ある話をお聞きしたのでご紹介したい。

塚原さんは京都大学でスペイン語を教えているが、社会言語学を専門分野としており、スペイン国内の少数言語地域であるカタルーニャを研究対象としている。この地方のピレネー山中にあるアラン谷と呼ばれる地域での言語教育について実際にフィールド調査をしている。スペインとフランスの国境にあるアラン谷では、アラン語という言語が話されている。アラン語は谷という外部から離れた地形のため消滅せずに残ったのかもしれない。加えて、彼らはスペイン語、カタルーニャ語(スペインのカタルーニャ地方を中心に話されている言語)を話し、フランス語や英語を話す人も多い。アラン谷の住人は1万人強であるが、アラン谷に住む小学生はユニークな言語教育のおかげで5言語が話せるようになっている。

そこではどのような教育をしているのだろうか? アラン谷の幼稚園ではアラン語、スペイン語、カタルーニャ語を学ぶ。 スペイン語もカタルーニャ語もアラン語も、すべてロマンス諸語と言われる、ラテン語から派生した言語であり、この3言語の間では、形態や統語といった要素が似通っている。小学校にはいると、8歳頃にフランス語を学び始めるが、フランス語の授業だけでなく、フランス語で図画工作などを学ぶ。10歳ぐらいになると英語の授業が始まるが、やはり英語で体育などが教えられる。

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生後6か月までは、人間は世界のすべての言語の音を聞き分けられる能力を持ってこの世に生まれてくるといわれています。しかし、ご両親や周囲の人たちから同じ言葉(日本語)だけを聞いているうちに、耳と口と脳がその言語独自の音に集約されてしまうのです。日本語では”あいうえお”をきちんと言えるようになれば、英語にあって日本語にはない母音や子音は必要ないものと判断されて脳から消えてしまうそうです。

「言語の黄金時期」といわれる乳・幼児期はあっという間にすぎてしまいます。人間固有の言語を扱えるというこの素晴らしい財産をぜひ精一杯活用してあげてください。錯綜する情報に惑わされず、一番重要で大切な時期を失わないようにまずトライしてみてはいかがでしょうか?そうすれば、後悔はないと思います。お子さんに人生のうちで最高の語学学習の時期を逸してしまう事ないように。